整形愛情 〜名作は海を越える〜
日本で放送されるドラマは、海外、とくにアジア方面で人気が高く、
最近では、ほぼリアルタイムで放送されることも多いそうです。
このコーナーでは、台湾の雑誌「台北ウォーカー」に掲載された、
常盤貴子さんのインタビュー記事を、日本語訳にて紹介します。
出典:台北ウォーカー1999年11月16日号 (C)1999 台湾国際角川書店
注:ここに書かれている内容は、私が独自の翻訳により掲載しているものであり、
関係者の確認や、著作権的な許可は受けておりません。
内容はできる限り忠実に再現したつもりですが、微妙なニュアンスの違いなど、
この文章が直接、TaipeiWalkerや常盤貴子本人の表現でないことをご理解ください。
また、翻訳上、重大な間違いがある可能性は否定できません、その利用は個人の責任において、
そして、できれば、参考程度にとどめてもらえますよう、お願いいたします。
WALKER'S FACE
今年3月、TaipeiWalker創刊準備のために、わざわさ台北を訪れ、市内あちこちで、台湾グルメを堪能された常盤貴子さん。
現在、日本で連続ドラマの収録に大忙しの中、台湾大地震のことを、非常に気にかけてくださっています。
台湾の人たちを助けるために、できる限りのことをしたいと思っています。
次に来るときには、あの楽しさに満ち溢れた台湾が戻っていますように!
「台湾の人たちの状況はどうですか?新聞などでは、とても深刻なように伝えられていますが・・・」
開口一番、彼女はとても心配そうに訊いてきた。
震災の報道は、彼女の耳にも届いているのだろう。
彼女が心を痛めているのは、今年既に、2度も台湾を訪れているからだ。
最初、3月に来台したのは、TaipeiWalker創刊準備のためだった。
西門町、天母、華納威秀などを回り、故宮博物院では、その作品の妖しげな魅力に感動したと語ってくれた。
しかし、彼女を最も喜ばせたのは、なんといっても「小龍包」
大興奮のうちに「好吃!」を連発、大変お気に入りのようだった。
(注:ハオ・チー おいしいの意)
そして訪れた新北投温泉では、まるで日本にいるみたいに落ち着く、と終始リラックスムード。
慌しい中でも、すっかり台北を満喫できたようだ。
4月に入って、彼女の2度目の訪問は、映画「星月童話」のプロモーションのため。
西門町で行われた映画写真集のサイン会は、彼女にとって衝撃的な出来事だった。
「日本では、ファンの方に直接会えることがなかったので、たくさんの人が集まってくれたことを嬉しく思います。
でも、あまりの熱狂ぶりに、ちょっとビックリしてますが・・・」
2度の訪台は、彼女に強い印象を残した。
「今すぐにでも飛んでいって、できる限りのことをしてあげたい」
台湾の人たちの、悲しみに負けない強さがあれば、ゆっくりでも、きっと復興するでしょう、彼女は強く語った。
「台湾は大丈夫、みんな前向きに頑張っているから。私もその力を、見習いたいと思います。」
新ドラマは、たった一つの愛の物語、最後まで目が離せません。
今、彼女が全力で取り組んでいるのが、この10月から日本で放送される連続ドラマ「美しい人」。
昨年公開の「タブロイド」とは、また違ったテイストの作品であり、
「高校教師」や「ひとつ屋根の下」などで知られる人気作家、野島伸司の最新作だ。
彼女が演じるヒロインみゆきは、夫である次郎の暴力から逃れるため、美容外科医、岬京介に整形を依頼する。
その際、彼女の顔を、4年前に他界した彼の妻に似せてしまった岬は、やがて、みゆきに心動かされていく。
「第1章では、私の顔は出てこないんです。私が主役だってわからないかもしれませんよ(笑)
だから、演出の一切を監督に任せて、私はできるだけ、自分が出ないように心がけました。」
「第1章や第2章のゆったりとした展開は、まるでフランス映画のようです。
野島さんの名に恥じない、ロマンチックで刺激的な展開は、重たさを通り越して、風格さえ感じられ、
そこに描かれる、大人の恋愛ドラマは、どこか未来的な素晴らしさをも秘めています。」
「岬は、どちらかと言うと、植物を好むような、柔和な性格なのに対し、
次郎は、どこか動物的な要素を持っています。
みゆきは、いつしか植物的な愛情に惹かれていくんですが、
私個人としては、どちらも併せ持っているような人が理想的ですね。」
「後半は、予想もつかないようなことが次々起こります、ここからが、野島さんの真骨頂ですね。
最終章では、過去の伏線や人間関係が、さらに複雑に絡み合ってきます。
もちろん、それまでも衝撃的な展開はたくさんあるのですが、最終章の衝撃は、比べ物になりませんよ。」
台湾では、明けて1月の初めから、台湾JETで放送が予定されています。
成熟した大人の恋愛ドラマ、その衝撃的な結末と、常盤さんの次の訪台を大いに期待しましょう。
サインの部分です、ちょっと見にくいかな。

To 台湾の皆様 From Takako Tokiwa
いっぱい2の大変な事、とっても心配しています。が!!
さすが台湾(ハート)みんな前向きに頑張ってるっっって聞いて安心しました。
私も愛を、重ーい愛を送り続けます。
FACE'S CHECK
TV DRAMA
「整形愛情」(暫定)
田村正和、常盤貴子、複雑な過去を背負った2人が、最後の恋に落ちていくドラマ。
暴力的な夫を演じる、大沢たかおの出現で、話はクライマックスに向けて、大きな展開を見せる。
野島伸司、伊藤一尋、実績あるコンビで発表される最新作、この秋、一番注目を集める作品になるだろう。
HOMEPAGE
THE TAKAKO TOKIWA OFFICIAL WEB SITE
http://www.stardust.co.jp/rooms/tokiwa
常盤貴子の所属する、スターダストプロモーションが作成するホームページ、
10月から、日本語、英語(準備中)で公開されている。
彼女の詳細なプロフィールや、「星月童話」までの出演映画やドラマの紹介、
また、ファンメールの受付や掲示板(日本語)等もあり。
Profile
TOKIWA TAKAKO
1972年4月30日生まれ 神奈川県出身 1991年デビュー
1993年、ドラマ「悪魔のKISS」での演技が評価され、その後、次々と出演機会を得る。
代表作に「愛していると言ってくれ」「真昼の月」「最後の恋」「タブロイド」など。
映画「星月童話」での洗練された演技が好評。