LAST10 ミエナイココロ (7月18日・ネタバレBBS)

つぎの放送終わってから感想書くのやめろってばな(笑)

う〜ん、すばらしいドラマになりそうな予感がします。
脚本家と演出家とプロデューサー、この3人が、すごくよく連携しているなっていう感じがするんですね。
堤幸彦で思い出すのは池袋ウエストゲートパーク、
宮藤官九郎(脚本)と堤Dが悪ノリだけで(!)作っちゃったようなドラマですが、
あの作品は、脚本と演出が、いい意味で競っているような作品なんです。
脚本が思いっきり遊ぶから、演出がそれ以上に遊ぶ、そうするとまた脚本が…
その刺激しあいが、キャストの力と相まってあれだけの傑作が生まれたわけですが、
今回の作品は、まったく逆。
「いら夏」は、脚本がすごく普通に、しっかり書かれているんです。
例えばですね、弁護士の真壁が季理子の花屋を訪れるシーン、すっごいアヤシイ弁護士に描かれているわけですが、
セリフ自体は、そう大して変なことは言っていないんです。
さてそこで、まずプロデューサーが弁護士役に半海一晃を起用します。
この時点で、怪しげな方向性を与えているわけなんですが、それに脚本家が応えます。
しっかりした脚本の中から、セリフの順番を、ちょっと前後に入れ替えてるだけなんですよ。
だから話の体勢には影響しない、でも、それだけで、普通じゃない弁護士の雰囲気が伝わってきますよね。
さ、これでお膳立ては整いました。あとは堤先生、どうぞ遊んじゃってください、と投げ渡すだけで完了。
あとは堤Dと半海さんで話し合って、荷物は両脇に抱えるは、目線は揺らぐは、ついには歩き方までおかしくなってました。
あの歩き方の演出は最高、
ただ窓の下を歩き去るだけじゃなくて、散歩している犬を追い越させることで、アヤシサをさらに強調するんですね。
あんなシーンのためにエキストラと動物まで使っちゃう、ああいうところはさすがの名演出です。
その効果が分かってなければ、エキストラなんか用意できないですからね、決して思いつきじゃないってことなんです。
最近ですね、公園の遊具を前に、母親に訊く子供がいるそうなんです。「これ、どうやって遊ぶの?」って。
でも、僕らが子供の頃って、遊び方なんて、教わらなかったですよね。自然に自分の遊び方を見つけたり、他の子の真似したり。
堤Dって、きっと「永遠のやんちゃ小僧」なんです。
プロデューサーや脚本家が遊び道具を与えてあげれば、いや、むしろ意図して与えなくても、絶対に彼らの期待以上に遊んでくれる人なんです。
この作品、とんでもない傑作になるかもしれませんよ。今後は逆に、堤演出に、脚本やキャストがどんどん影響されてきますからね。
そんな時頼りになるのは、きっと、龍居の「芯のぶれない」脚本であり、ベテラン植田Pの軌道修正になるんでしょう。
この2人は、それができる人ですから、なんの心配もありません。
「愛なんていらねえよ、夏」大いに期待できる作品です。

P.S.主題歌が昼メロみたいだ(笑)



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